岡田 直子

(おかだ・なおこ)

1962年東京生まれ。上智大学外国語学部ドイツ語学科を1984年に卒業。 在学中、文化服装学院、セツモードセミナーの夜間部に籍をおき、ファッションデザイン画を専攻する。大学卒業後すぐにフランス、パリにあるオートクチュール組合学校に入学し、ピエールカルダンやルコアネ アマンのインターンや、三宅一生、コシノヒロコなどのパリコレコレクションの裏方の経験をつんだ。

1989年ロサンゼルスに移住。 以来、二世ウイークのファッションショーで、オリジナル着物ドレスを発表したり、ビバリーヒルズアートショーで作品を展示販売した経験を持つ。1990年からテラサキファンデーションで、日本や日系の文化活動を企画する仕事に携わっており、日系の文化発信のハブとしての役割を果たすため日々、様々な観点から講演会やパーフォーマンスの企画運営をしている。

(2019年5月 更新)

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イマジン・リトル東京ショートストーリー・コンテスト VI

リトル東京story — Ben & Akiko編

早いもので、2020年の東京オリンピックからすでに7年半過ぎ去っていた。東京オリンピックの大成功によって、日本のみならず、日系社会も活気づいている。NHKの大河ドラマで取り上げられたフレッド和田氏の功績で、1964年に第18回のオリンピックゲームが東京で行われ、その64年後にこのロサンゼルスでオリンピックが開催されることになり、日系社会のつながりがさらに強くなったことは決して偶然ではない。

そしていよいよ2028年にはこのロサンゼルスでのオリンピック開催が決まっている。すでに各会場となる施設も完成に向かって、最後の仕上げに入っている。

2020年のオリンピックの年に、テラサキ武道館はオープンした。人々のスポーツに向ける意識の高まりはより一層強くなり、日ごろの運動不足解消の目的の人からエリートアスリートまで、幅広く利用されている。エクササイズがもたらす、健康体力増強の効果を知り、健康のために毎日少しでも運動を続けようという高齢者が増えているのも事実だ。

こんなオリンピックにちなんだ、話題ばかりではない。ずっと懸案だった高齢者のための様々な工夫がリトル東京に施され、もちろん武道館の利用客の中に高齢者の数も少なくなかった。高齢者たちが集まって ...

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