ディスカバー・ニッケイ

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長島 幸和

(ながしま・ゆきかず)


千葉市生まれ。早稲田大学卒。1979年渡米。加州毎日新聞を経て84年に羅府新報社入社、日本語編集部に勤務し、91年から日本語部編集長。2007年8月、同社退職。同年9月、在ロサンゼルス日本国総領事表彰受賞。米国に住む日本人・日系人を紹介する「点描・日系人現代史」を「TVファン」に連載した。現在リトル東京を紹介する英語のタウン誌「J-Town Guide Little Tokyo」の編集担当。

(2014年6月 更新)


この執筆者によるストーリー

ロサンゼルス「七夕祭り」 その2: さらに多くの「絆」を -来年へ筒井さんが抱負-

2009年11月19日 • 長島 幸和

>>その1 今年の第69回二世週日本祭の行事の一環として催された第1回ロサンゼルス「七夕祭り」では、多くの人々の参加と協力で、当初の計画を上回る計250個の飾りを作り上げ、飾り付けることができた。小東京に出現したその見事な景観が、いまだに脳裏に焼き付いている人は少なくないだろう。 それと同時に、飾りの制作などを通じて築き上げられたさまざまな「絆」も、まだ実感を伴う「成果」として残っている。その実感を温めていって、来年の七夕祭りで、さらに多くの「絆」を築くことができるかど…

ロサンゼルス「七夕祭り」 その1: 2つの夢の出会い

2009年9月17日 • 長島 幸和

第69回二世週日本祭に、例年の各種展示やイベントに加え、今年初めて「七夕祭り」が開かれた。計250もの七夕飾りを、全米日系人博物館とロサン ゼルス現代代美術館前の広場に飾ったもので、飾りの制作には、南加の各県人会など日系社会の各団体をはじめ、日系以外からも、実に多くの団体や家族が加 わった。また、どちらかと言うと、これまであまり接触のなかった数々の日系団体同士や、あまり交流のなかった人種同士、あるいは、あまり会話のなかった家 族同士を結び付けたという点でも、きわめて画期的な…

「ペルー二世協会」 - ナカダさんの新たな挑戦: 戦後渡米者らの本国帰還も

2009年6月25日 • 長島 幸和

日系ペルー人の話は、ニュースとしては、第二次大戦時の強制収容補償の問題とのからみで取り上げられることが多いが、現在ロサンゼルス郡など南カリ フォルニアに住む日系ペルー人の大半は戦後の移住者らで、ほとんどが戦時収容補償の問題とは直接かかわりがない。そうした人たちのグループとして1981 年に「ペルー二世協会」が発足したが、約15年後に自然解散。その後は、それぞれの地域で小規模の集まりを持っている程度だ。そんな状況の中、「ペルー二世協会」の創始者で初代会長を務めたアレックス・ナ…

七夕ワークショップ - 二世週祭へ「前夜祭」-

2009年5月13日 • 長島 幸和

全米日系人博物館は6月20日に、七夕飾りを作るワークショップを開く。恒例のロサンゼルス日系社会の夏のイベント、二世週日本祭に、舞台となるリ トル東京一帯を七夕飾りでいっぱいにしようという計画があるためで、それに向けての「前夜祭」的な行事の一環。現在「南加宮城県人会」の米澤義人会長も加 わって、一連の計画を具体的にどう実現するか検討している。七夕祭りは宮城県の仙台市のものが有名で、東北三大祭りの一つとして、毎年200万人以上が訪 れている。郷土の誇りであるこの七夕祭りをロサン…

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