宮城 和男

(みやぎ・かずお)

1979年、ボリビア・オキナワ移住地に移住。元ボリビア沖縄角力振興会会長。現在は、ボリビア日ボ協会会長を勤めている。

(2009年2月 更新)

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ボリビア・オキナワ移住地の沖縄角力

1.入植初期の沖縄角力

琉球政府の集団計画移民とて、1954年から1964年まで、19次に亘り3200人余が沖縄県からボリビアに移住した。その初期の時期における沖縄角力の歴史的資料は乏しい。

1955年9月18日に催された演芸会で、余興の一環として沖縄角力大会が催されている。当時の組合事務所や移住者宿舎は、パロメティア川沿いに建てられていた。川岸は白砂が広く続いていたというから、沖縄角力の土俵としては最高の舞台が整えられていたであろう。取組みは、体重不問とし(無差別)比較的弱い者より順に取り組むことを旨とし、勝ち抜き戦を行ない、5人抜きの力士を勝ち残りとして選抜する。勝ち抜き戦終了後、選抜 メンバーにより決勝トーナメントを行なう方式であった。意外な強豪の続出、決着の付かない熱戦等、観る者をして、沖縄角力の醍醐味を堪能させたという ...

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