ディスカバー・ニッケイ

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前原 信一

(まえはら・しんいち)


沖縄テレビ放送(OTV)の元常務取締役。世界中の沖縄人への理解促進に貢献したことが認められ、ハワイ大学マノア校名誉人文学博士号を授与された。OTVのシリーズ番組「世界のウチナーンチュ」で、長年、レポーター、プロデューサー、番組のホスト役を務めた経験をもつ。

(2013年3月 更新) 


この執筆者によるストーリー

世界のウチナーンチュ:精神の有り方 - 世界と郷里の沖縄人へのまなざし その3/3

2013年5月16日 • 前原 信一

その2を読む >> 伝統音楽とともに沖縄移民の間で根強く受け継がれているものに「ウチナーグチ」があります。南米などのウチナーンチュ・コミュニティーでは今もウチナーグチがポルトガル語やスペイン語とともによく使われています。 私は20年前、ブラジルのフェーラという市場で会った沖縄二世の女性のことが今も強く印象に残っています。最初、日本語で話しかけたのですが、いっこうに通じません。私はポルトガル語ができないので困りました。仕方がないのでウチナーグチで話しかけたと…

世界のウチナーンチュ:精神の有り方 - 世界と郷里の沖縄人へのまなざし その2/3

2013年5月9日 • 前原 信一

その1を読む >> このように最初の沖縄移民は、他の日本人移民から見るとやっかいな存在でした。特にハワイではそうした見方は顕著だったかもしれません。なぜならハワイでは最初の沖縄移民が到着した1900年よりも早く、1885年には日本との移民契約が始まり、各地のプランテーションには、すでに日本人のコミュニティー社会が形成されていたからです。 そこへ日本語も満足に話せない、風俗、習慣も違う沖縄移民が入ったわけですから日本人社会のなかでは戸惑いもあったと思います。確かに日本で最…

世界のウチナーンチュ:精神の有り方 - 世界と郷里の沖縄人へのまなざし その1/3

2013年5月2日 • 前原 信一

2011年12月、沖縄テレビ放送の元ブロードキャスター、前原信一氏にハワイ大学マノア校名誉人文学博士号が授与されました。沖縄県民への授与は、今回が初めてとなりました。 前原氏は、これまで何度もハワイを訪れ、1987年から2004年にかけてドキュメンタリーシリーズ「世界のウチナーンチュ」の制作のため、ハワイ在住のウチナーンチュにインタビューを続けてきました。世界中の沖縄人への理解促進に貢献した前原氏の活動を称え、博士号が授与されました。 今回の滞在期間中、前原氏はホノルル…

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