ナタリー・ウメ・リベラント

(Natalie Ume Liverant)

日系三世のナタリー・ウメ・リベラントさんは、イリノイ大学で文化人類学を専攻し、2007年、文学士を取得し卒業しました。リベラントさんは現在、大学付属の非営利団体、「Public Service Archaeology and Architecture Program」で実地調査員兼ラボテクニシャンとして働いています。リベラントさんは8歳で柔道を始め、今では初段の腕前です。リベラントさんは、母親と妹と共にイリノイ州シャンバーグ市に暮らしています。`

(2008年7月 更新)

identity en ja es pt

シカゴの声

「受け身」を学ぶ

長旅を終えて家に帰ったときのように、私が最もホッとできる瞬間、それは1日の仕事を終えて畳敷きの道場に足を踏み入れる瞬間です。道着に着替え、道場に入り、草履を脱ぎ、畳に上がり、お辞儀をする。その一連の動作の間に私の精神は高揚していきます。そして次の瞬間、1日の疲れは消え去り、心の中は穏やかに澄み渡り、学ぶ準備が整うのです。

ウォーミングアップを始めると、血管や体から波打つようなエネルギーが湧き上がって来るのを感じ、打ち込みを始める準備が整います。打ち込みにはかなりのエネルギーを要するので、乱取りが始まる頃には息が上がっています。1回3分の乱取りはあっという間に過ぎ、気が付くと練習は終わっています。そして、一列に並んだ私たちは先生の方を向き、「正座、黙想、止め ...

続きを読む

この筆者が寄稿しているシリーズ