ウェンディ・ハナムラ
(Wendy Hanamura)
ウェンディ・ハナムラは、メディア業界で30年にわたるキャリアの中で、タイム、CBS、ワールド・モニター・テレビジョン、NHK(日本放送協会)、PBSなどで世界各地の記事をリポート、プロデュースしてきました。2014年には、世界最大のデジタルライブラリであるインターネット・アーカイブにパートナーシップ担当ディレクターとして加わりました。ベイエリアでは、KPIX/CBS-5のテレビレポーターやKQEDのシリーズプロデューサーとして働いていました。また、全国衛星放送局LinkTVでは副社長兼ゼネラルマネージャーを務めました。彼女のお気に入りのプロジェクトは、彼女がプロデュースしたエミー賞受賞ドキュメンタリー「Honor Bound: A Personal Journey」で、これは彼女の父親と彼の有名な部隊である日系アメリカ人第442連隊戦闘団について描いたものです。彼女の両親はともにトパーズ刑務所に収監されました。
2019年10月更新
この執筆者によるストーリー
ある出来事を経験した人が全員いなくなったら何が起こるでしょうか?
2019年10月24日 • ウェンディ・ハナムラ
どのようにして、時間の中で出来事を記録すればよいのでしょうか。エトルリア人は、何かが起こった瞬間から、その出来事を経験したすべての人が死ぬまでの期間を表す「 saeculum (死の期間)」という概念を使っていました。西海岸で集められ、列車やバスに押し込められ、何年もの間荒涼とした収容所に収容された日系アメリカ人にとって、私たちはその「saeculum(死の期間)」に近づいています。 私の母、メアリー・ツチヤ・ハナムラは、有刺鉄線に囲まれた監獄に入れられたとき、まだ14歳で…