福田 恵子

(ふくだ・けいこ)

大分県出身。国際基督教大学を卒業後、東京の情報誌出版社に勤務。1992年単身渡米。日本語のコミュニティー誌の編集長を 11年。2003年フリーランスとなり、人物取材を中心に、日米の雑誌に執筆。共著書に「日本に生まれて」(阪急コミュニケーションズ刊)がある。

(2008年2月 更新)

migration ja

メンソーレ!沖縄 in U.S.A.

第1回 海外めざしたウチナーンチュ 19世紀末にハワイ・米国上陸

日本ではここ数年、沖縄がブームだ。新垣結衣、山田優、オレンジレンジ……芸能界でも沖縄出身者が大活躍している。また、温暖な気候と自然に恵まれた環境を求め、本土から転居する人が後を絶たない。

ここアメリカには、ハワイを経由、または直接沖縄から移住してきたウチナーンチュ(沖縄の人)のコミュニティーが各州に形成されている。戦前に渡米してきたウチナーンチュの子孫、戦後、親戚や家族を頼って渡米してきた人、そしてビジネスや留学目的でやって来た人々。世代や渡米の目的は違えど、変わらぬ強い絆で結ばれたウチナーンチュの熱い息吹が感じられる。

世界に30万人はいるといわれる、沖縄出身の海外移民。最初に北米に渡ったのは、1889年にバンクーバーに上陸した河津恵三だといわれている。河 ...

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