ディスカバー・ニッケイ

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ギル・アサカワ

(Gil Asakawa)

@gilasakawa

ポップカルチャーや政治についてアジア系・日系アメリカ人の視点でブログ(www.nikkeiview.com)を書いている。また、パートナーと共に www.visualizAsian.com を立ち上げ、著名なアジア系・太平洋諸島系アメリカ人へのライブインタビューを行っている。著書には『Being Japanese American』(2004年ストーンブリッジプレス)があり、JACL理事としてパシフィック・シチズン紙の編集委員長を7年間務めた。

(2009年11月 更新)


この執筆者によるストーリー

絆:ニッケイ・ストーリー ~東日本大震災から~
東日本大震災から5年

2016年4月5日 • ギル・アサカワ

2011年3月11日、東日本大震災とそれに続く津波が日本北東部の広大な地域を壊滅させた夜のことを、私は今でも先週のことのように覚えています。デンバーで真夜中直前、携帯電話に警報が鳴った。日本東海岸沖で地震が発生したという。CNN をつけて、数時間、映像が流れてくるのを恐怖に震えながら見守った。津波が農地を襲い、建物や車、船を巻き込んで都市に押し寄せるのを見た。屋根の上に閉じ込められた人々の映像も見た。家々がまるで折り紙の箱が風に吹かれたかのように押しのけられ、炎上するのを見…

ニッケイの視点
イスラム教系コミュニティとの橋渡し

2016年2月17日 • ギル・アサカワ

昨年末、エリンと私はニューヨークを訪れ、ジョージ・タケイ主演のブロードウェイミュージカル、『アリージェンス』を見る機会に恵まれた。第二次世界大戦中の日系アメリカ人の強制収容を描いた物語で、日系人が当時から何世代にも渡って経験してきた精神的苦痛が、鮮明かつパワフルに再現されている。私は、全米退職者協会(AARP)のアジア系・太平洋諸島系アメリカ人コミュニティに向けてミュージカルの感想を書き、ジョージ・タケイ等にインタビューを行った(英語のみ)。 パリの事件は、ミュージカルの…

ニッケイの視点
ジョージ・タケイの『アリージェンス』は現代にふさわしい歴史ミュージカル - パート 2

2015年12月24日 • ギル・アサカワ

パート 1 を読む >>タケイ氏にインタビューし、第二次世界大戦中の強制収容所について徹底的に調査した後、クオ氏、シオーネ氏、マーク・アシト氏は脚本を書き、クオ氏は『Allegiance』の作曲と作詞を担当し、2012年にサンディエゴで初演された。現在のブロードウェイ版はその後進化し、主役の数は減り、歌も変わり、脚本も変更されている。 「私たちは、1つのキャンプだけではなく、10のキャンプの物語を語らなければなりませんでした」とジェイ・クオはインタビューで語った…

ニッケイの視点
ジョージ・タケイの『アリージェンス』は現代にふさわしい歴史ミュージカル - パート 1

2015年12月23日 • ギル・アサカワ

11月にニューヨークの有名なブロードウェイ地区にあるロングエーカー劇場で公演を行った後、AARP会員は「トークバック」に招待され、ジョージ・タケイと他のキャストメンバーが彼らの力強いミュージカル「アリージャンス」についての質問に答えました。(注:この投稿はもともとAARP AAPIコミュニティFacebookページにアップロードされました。) 「毎日、学校が始まると国旗への忠誠の誓いを唱えたのを覚えています。『自由と正義をすべての人に』という言葉を暗唱しながら、学校の窓のす…

ニッケイの視点
ジョージ・“ジョー”・サカトのご冥福をお祈りします

2015年12月15日 • ギル・アサカワ

デンバー在住のジョージ・「ジョー」・サカト氏が亡くなったと聞いて悲しくなりました。彼は第二次世界大戦の英雄で、第二次世界大戦中にヨーロッパで戦った有名な第442連隊戦闘団/第100大隊の退役軍人でした。享年94歳でした。9Newsのアデル・アラカワがジョー氏への感動的な追悼番組を放送しましたが、見る価値があります。 「私たちはアメリカでは偏見と戦っていた…そしてヨーロッパではドイツ人と戦っていた」と彼は2013年に荒川に語った。 私がジョー(彼はみんなにジョーと呼んでほしい…

ニッケイの視点
移民、難民、そして市民権の賜物

2015年11月26日 • ギル・アサカワ

私は日本で生まれましたが、父がハワイが米国領だった時代に生まれたため、私は米国市民です。試験を受ける必要も、忠誠の誓いを暗唱する必要もありませんでした。1966年に家族で米国に移住した後、北日本の小さな町出身の母の市民権試験の勉強を手伝ったことを覚えています。当時私は8歳でした。彼女が宣誓を繰り返し、帰化証明書を受け取った式典の内容は覚えていないが、おそらく今日私が見た、エミリー・グリフィス・テクニカル・カレッジの最上階で行われた素晴らしい式典のようなものだったのだろう。エ…

ニッケイの視点
本物のラーメンがついにデンバーにやってくる、そろそろいい頃合いだ

2015年11月18日 • ギル・アサカワ

私は子供の頃に日本で育ったので、右の写真のように、丼や箱に山盛りのラーメンやそばが、自転車に乗ったおかしな男たちが東京の交通渋滞の中を運んでくる姿を鮮明に覚えています。ラーメンは1800年代後半から日本に存在していましたが、ラーメンが今日のようにどこにでもある日本の家庭料理になったのは、第二次世界大戦後の時代、特に1960年代になってからのことでした。私は子供の頃からラーメンが大好きでした。1960年代半ばに家族でアメリカに引っ越したとき、アメリカ国内の数少ない日本食レスト…

ニッケイの視点
Being JA v2.0 がリリースされました。JA になれて本当に嬉しいです!

2015年10月14日 • ギル・アサカワ

最近、アジア系アメリカ人ジャーナリスト協会の年次会議に出席するためにサンフランシスコを訪れた際、私の著書「 Being Japanese American」の改訂版から 2 つの朗読をしました。この 2 つのイベントで、私がそもそもこの本を書いた理由と、なぜ JA の聴衆に話すのが好きなのかを思い出しました。私は JA であることが大好きです!初版は 2004 年に出版されましたが、それ以来多くのことが起こりました。日本文化は 10 年前よりも米国で人気が高まっていますが、…

ニッケイの視点
言葉の価値は何ですか: ハーフ、ハーフ、または混血?

2015年3月9日 • ギル・アサカワ

私は最近、著書『 Being Japanese American: A JA Sourcebook for Nikkei, Hapa…& Their Friends』の新版の改訂版を書き終えました。この本は今年 6 月に Stone Bridge Press から出版される予定です。私がこれを言うのは、皆さんに本を宣伝するためだけではなく(そういえば、 今この本を予約注文できます)、少なくとも今のところは「hapa」という言葉を使わないことに決めたと新しい序文に書い…

ニッケイの視点
「フレッシュ・オフ・ザ・ボート」はアジア系アメリカ人にとってテレビの転換点となるかもしれない

2015年1月27日 • ギル・アサカワ

2月からABCの新しいシットコムが放送されるのですが、とても楽しみです。フレッシュ・オフ・ザ・ボートが、私のような人々が私の家族のように振る舞うのを見ることができる番組であってほしいと思っています。面白いアメリカの状況ですが、アジア文化の視点からフィルタリングされています。アメリカの大衆意識においてアジア人が重要な役割を果たす瞬間になることを期待しています。いよいよ。ベビーブーマー世代の私は、テレビでアジア系アメリカ人を見る機会がほとんどありませんでした。少なすぎて、誰もが…

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