ディスカバー・ニッケイ

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戦後の日本で三世として過ごした学校生活
私は一世の父と病気の二世の母とともに、1946年に戦争で荒廃した日本に帰国しました。私たちは父の故郷である四国の愛媛県に落ち着き、最初は卯之町にある叔父の小さな屋敷の3畳一間に住んでいました。卯之町…

Robert H. Kono • 2021年5月23日


第10回 ルーツと同郷の成功者
日本人の場合、自分のルーツをたどろうとするならば、一般的には役所に行って戸籍をたどるのが一番だろう。また、菩提寺があれば寺が保管している先祖代々の記録である過去帳などを確かめるのもひとつの手だてであ…

川井 龍介 • 2018年4月27日


第9回 だんだん畑の集落から大志をもって
四国・愛媛県の西部、宇和海に面した八幡浜市。南北に走る国道378号を南に下っていくと、やがて西に折れて、その行きつく先が小さな舌間湾になる。ここで国道は海岸線に沿ってカーブを描きながら南へとつづく。…

川井 龍介 • 2018年4月13日


第8回 成功者のあとを追って
宇和島屋(Uwajimaya)を立ち上げた森口富士松は、そもそもなぜアメリカにわたったのか、なにかきっかけがあったのか、具体的なことはわかっていない。しかし、彼が生まれ育ち、また修行をしたという愛媛…

川井 龍介 • 2018年3月23日


第7回 日本・愛媛・西宇和郡
明治時代になって日本が開国すると、堰を切ったように日本人の海外への渡航がはじまる。勉学のため、生活のため、あるいは一獲千金を夢見てアメリカ、カナダ、ブラジル、メキシコ、ペルー、オーストラリア、東南ア…

川井 龍介 • 2018年3月9日


第6回 ルーツの宇和島市、八幡浜市
シアトルのUwajiamaya(宇和島屋)の店名は、愛媛県の西南部に位置する宇和島市の「宇和島」から由来する。Uwajiamaya創業者、森口富士松はこの宇和島市より車で北に約40キロのところに位置…

川井 龍介 • 2018年2月23日


第4回 日本から研究の対象にも
小さな食料品店から出発して90年の歴史をもつシアトルの食品スーパーUwajimaya(宇和島屋)は、愛媛県にルーツをもつモリグチ・ファミリーによって経営されてきた。日系で、かつ一貫したファミリー経営…

川井 龍介 • 2018年1月26日



「北針」研究会
大正初年、現在の愛媛県八幡浜市から近海漁業用の船でアメリカへの密航を図った人びとがいた。外務省外交史料館所蔵の「本邦人海外へ密航関係雑件」綴の中に米国移民局における取調調書や、サンフランシスコ総領事…

村川 庸子 • 2010年10月7日


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