(英語) 「国家への忠義に関する質問」のことを初めて聞いた時、質問に回答しなかった場合、1万ドルの罰金か10年の懲役、それかその両方が課されるだろうという話でした。後で知ったことですが、それはすべて嘘で、真実ではありませんでした。その中に、物議をかもしていた質問が2項目ありました。項目27は、最も危険な前線における戦闘に、それがいかなる場所であっても参加するかというものでした。そしてその次の質問(項目28)は、合衆国に忠誠を誓うか、そして日本の天皇を拒否することを誓うか、というものでした。
私は、両方とも馬鹿げた質問だと感じました。私たちが置かれた状況を考えると、そう思わずにはいられませんでした。それで私は、「現時点における実情と状況においては、これらの質問に回答することはできません。」と答えました。次の項目28に関しては、私はただ「No.」と回答しました。あ、そうではなかったですね。項目27と同じように、現在の状況を踏まえると質問に答えることはできない、と答えました。なぜならその時私たちは逮捕されていたのです。
日付: 2006年5月9日
場所: 米国、カリフォルニア州
Interviewer: リサ・イタガキ
Contributed by: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター