(英語)脳卒中からある程度回復した頃、主治医のマーティン・クレル医師は、「誰かが一緒にいない限り、仕事への復帰は認めない。」と言いました。 私は、ババさんが経営するセンティネラとヴェニスの芝刈り機ショップへ行き、ババさんにこう言いました。「誰かと一緒じゃないと、主治医が仕事に戻らせてくれないんだ。」そして私は、「いい助っ人を見つけたいから、いろんな人に伝えてほしい」と頼みました。1週間後、この友人がサルバドール・ハロを紹介してくれたんです。私は、「彼、経験はあるの?」と聞きました。道具の使い方は知っているし、庭師の仕事を始めてずいぶん経つ、ということでした。それで私は、「わかった。まずは1週間雇ってみて、彼の仕事ぶりを見よう」と言いました。その後、彼とは27年間一緒に働きました。
引退の際には私のクライアントの97、8パーセントを彼に譲りました。贈り物ですね。というよりは、彼が27年かけて稼いだんですね。今でも時々手伝ってもらっています。「サルバドール、ここの草取りを手伝ってくれる人が必要なのだが。」と言うと、「オーケー。いいよ。」と言ってくれるんです。
彼は家族みたいなものですね。彼の子供達のことは、生まれた時から知っているし、成長も見てきました。彼の孫にも会っていますよ。全て上手く行っています。
日付: 2005年12月1日
場所: 米国、カリフォルニア州
Interviewer: ダニエル・リー
Contributed by: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター