ディスカバー・ニッケイ

https://www.discovernikkei.org/ja/interviews/clips/738/

日本庭園の自然美(英語)

(英語)時間をかけて植物を育てても、最近の庭師は、何て言っていたでしょう…「刈り込んで、縁取って、吹く」とか言ってましたね。そんなことをしてはダメです。ツツジやツバキといった低木の多くは、形を整えるために手で刈り込みます。ハサミで一気にチャチャッと刈り込んではダメです。そんなことをすると、本来木に備わっている自然美を損なうことになります。刈り込まれたように見えない綺麗な形でなければなりません。テクニックを要しますね。

私は、父や多くの年配の庭師に学びました。良い仕事をするために、自分自身に覚え込ませなければならない技術があります。時間とエネルギーをかけてテクニックを駆使できるようにならなければなりません。それができないと、自然美という庭の根本的なコンセプトを損なうことになります。

日本の庭師は、自然な形になるよう、時間をかけて造ります。刈り込まれたままの形にはしません。盆栽を見てもわかる通り、全部手で切ります。でも、ハサミの跡は残しません。1本ずつ切るのです。それは、自分が何をやっているのか、教えているのか、きちんと理解している人でなければ教えられない技術ですね。


農業 盆栽 庭師 ガーデニング 造園 (landscape gardening)

日付: 2005年12月1日

場所: 米国、カリフォルニア州

インタビュアー: ダニエル・リー

提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター

語り手のプロフィール

ルー・キタシマ氏は、ロサンゼルス出身の日系三世の庭師です。子供の頃、第2次世界大戦中に、家族と共にアリゾナ州ヒラ・リバーの収容所へ収容されました。そして戦後再び、父親が庭師として働いていたロサンゼルスに戻りました。若い頃は、空軍の戦略空軍司令部としてイギリスに駐在し、イギリス人女性と出会い結婚しました。そして任務が終了した後、キタシマ氏は妻と3人の子供と共にアメリカに帰国しました。

帰国後は、造園業に従事し、ロッド・スチュアート、シルベスター・スタローン、アン・マーガレットなど有名人から仕事を受け、「スターご用達の庭師」として知られるようになりました。その後、家族とイギリスに渡り造園業を始めますが、のちに家族をイギリスに残してアメリカに戻りました。

キタシマ氏はロサンゼルスで造園業を再開し、2003年に引退するまでの17年間、ウエスト・ロサンゼルス・カレッジの庭師の責任者を務めました。そして今でも、活動的でいるためにと顧客を何人か持ち、働き続けています。(2007年7月7日)

マサオ・コダニ

日系アメリカ人の庭師ダンス(英語)

ロサンゼルスの洗心仏教寺の開教使・緊那羅(きんなら)太鼓の共同創始者。

ジョン・ナカ

盆栽哲学(英語)

日系アメリカ人二世、盆栽マスター(1914-2004年)

ジョン・ナカ

盆栽と油絵(英語)

日系アメリカ人二世、盆栽マスター(1914-2004年)

ジョン・ナカ

盆栽に関する本を執筆(英語)

日系アメリカ人二世、盆栽マスター(1914-2004年)

ジョン・ナカ

土地にあった盆栽作り(英語)

日系アメリカ人二世、盆栽マスター(1914-2004年)

ジョン・ナカ

盆栽技術へのチャレンジ(英語)

日系アメリカ人二世、盆栽マスター(1914-2004年)

ハルノリ・オダ

造園業から園芸場経営へ(英語)

新一世実業家 (1927-2016年)

高塩 明

ボーディングハウスでの荒れた生活

新一世、居酒屋と割烹のレストラン「本多屋」の社長