ディスカバー・ニッケイ

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ワシントン州スポケーンで家族経営するホテルで、酔った泊まり客を追い出したこと (英語)

(英語) ホテルがあったのは高校までの通学路の途中で、僕は酔っぱらった客を追い出したりもしていたんです。彼らを静かにさせなければならなかったので、従わない客は追い出していたんです。僕が夜勤のフロント係をしていた頃の話ですけど、母が翌朝、夜間の返金額の記録を見て、「このお客さんに何があったの?」と僕に聞くので、「酔っぱらってたから追い出した」と答えたんですよ。そしたら母は、「このお客さんは1番の常連さんだったと思うんだけど。森で働く時は必ず宿泊してくれてたし、1度も問題を起こしたことなんてなかったのに」と言ったんですね。結局、僕はその後すぐにクビになり(笑)、夜勤のフロント係を雇い始めたようです。


日付: 2006年3月15・16日

場所: 米国、ワシントン州

インタビュアー: メーガン・アサカ

提供: Denshō: The Japanese American Legacy Project

語り手のプロフィール

ジョージ・ヤマダ氏は、1923年ワシントン州スポケーンで生まれた日系二世です。同地には両親が経営するワールド・ホテルがあったため、幼年時代もそこで過ごしました。父親は(ホテル経営の他に)グレート・ノーザン鉄道で郵便係としても働きました。ルイス・アンド・クラーク高校、ワシントン州立大学に就学。戦争中、日系アメリカ人を乗せてワイオミング州ハート・マウンテンの収容所に向う電車が、スポケーンを通り過ぎていくのを見たのを覚えているそうです。1944年、陸軍に徴兵され、ミネソタ州フォートスネリングおよびカリフォルニア州プレシディオの陸軍情報部語学学校に従事しました。第2次世界大戦後は、ニューヨーク北部地方とその近郊で初生雛鑑別師(しょせいびなかんべつし)として30年間働き、1970年代半ばにスポケーンに戻り、不動産業に従事しました。現在は妻のスージーと共にスポケーンに住み、釣りに励んでいます。(2006年3月16日)

リチャード・コサキ

ワイキキで育った経験(英語)

ハワイ出身の政治学者・教育者(1924年生)