(英語) 外国人であれば、日本に居ても本当の意味で日本にはいないんです。全く非の打ち所のない日本語を話す人たちを知っていますが、彼らは早稲田の日本語学校に行った人たちなんです。友人の1人は早稲田で20年教授をやっていて日本語は完璧です。彼の書く日本語はトップのビジネスマンより上手です。それでも彼は外国人のように扱われているんです。
こういうことは自分で気が付いて、知っていくことなんですね。それに気が付かない人は苛立ってしまって、帰国してしまうのかもしれません。でも日本のそういうところを理解すれば、単一文化の国なんだということがわかります。他人との関わり方についても日本人の流儀があって、彼らのやり方というものがあるんですよ。それはほんの少し変わりつつあるのかもしれませんが、外国人は日本人には決してなれないんです。絶対なれないのだから、僕はなろうともしないんですよ。
日付: 2003年9月12日
場所: 日本、東京都
Interviewer: アート・ノムラ
Contributed by: アート・ノムラ、『ファインディング・ホーム』