日本人として感じる日系人研究に対する葛藤

一世女性とのインタビューを通して感じたこと 日本から移民した女性としなかった女性の違い 日本人として感じる日系人研究に対する葛藤 日本人移民に興味を持ったきっかけ 在日日系人と日本社会 日系人とは? 仏教会に見る日系カナダ人のアイデンティティ 日系人から学んだこと

書き起こし文章は右記の言語でご覧になれます:

アメリカでこの調査すると必ず誰かに「日本人に何ができますか」って聞かれるんですけどね。だからずっと自分で考えてきて、うん、やっぱりそれ問題なのかもしれないけどね、一つだけ言えることは、研究に関して言えば、あのもちろんその研究テーマの中にいて、自分が実際に差別でも何でも経験した人が、一番そのきちんとした意見が言える、書けるかもしれないんですけども、それ本当にそこにはいなかったけれども、また別の視点からね、それを見て研究することも、あのそれだけじゃ困るんだけれども、やっぱり両方あっていいんじゃないかなっていう風にこの頃は自分で思ってますけどね。

一時期やっぱりね、私には研究する資格はないんじゃないかっていうふうに思って、すごく迷った時期がありました。やっぱりあの、経験した人はこれはこうなんだって自分で言えるわけですよね。で、私たちはこうだったでしょうと、その歴史を読んで思うだけですから。そこの分析は多分甘いでしょうし、そのずれているかもしれないのだけれども、でも逆に言ったら、その断言はできないかもしれないけれども、たくさんの例を見ることはできるかもしれないしね。だからまぁ両方あってもいいんじゃないかと。何かもしかしたら助けになるかなと、やっと自分にこう思わせるようになったのは、最近ですけどね。すいぶん長い間迷いました。

う~ん、でもそれから離れなかったのはね、やっぱりその70年代80年代にお会いした一世の人たちがね、本当に私にとって宝物になったから、やっぱり離れられなかった。それからあの当時ね、やっぱりその一世の方たちね、あのお話した、してくださった後に「これをどこかに書いてくださいね」ってよくおっしゃった。うん。だからそれはやっぱり私が何かしなきゃなんないことだろうなとずっと思いながらね。でもなんかね、人間を“研究対象”というのはね、とっても何か申し訳ない気がしたりしたこともあったんですよね。だから私は日本人なのにっていう気があったしね。それちょっと乗り超えたのもしれません。

日付: 2005年10月7日
場所: 米国、カリフォルニア州
Interviewer: アン・カネコ
Contributed by: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター

research

ここでは、オーラル・ヒストリーインタビューに必要な基礎知識をご紹介します。

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