日本人に見えることの不都合(英語)

日系アメリカ人家庭に育つ(英語) 渡日の理由(英語) 日本社会への突然の受け入れ(英語) 家紋を探る(英語) 日本人に見えることの不都合(英語) リング名「大和魂」 アメリカ人、故郷は日本(英語) 市民権とアイデンティティ(英語)

書き起こし文章は右記の言語でご覧になれます:

(英語) 日本の言葉の上での礼儀とか作法は、他の国に比べるとかなり多いんです。最初はそれが何なのか全く分かりませんでした。目上の人より先に飲み物に口をつけちゃいけないとか。会社の社長なんかと同席して飲み物を頼んだ時も、僕は社長の飲み物が来る前に自分のを飲み始めたりしてましたからね。それがいけないことだなんて知らなかったんですよ。それから食べる前に「いただきます」って言ったり、食べ終わったら「ごちそうさま」って言うことも知らなかったし。

それの何が問題だったかっていうと、僕の見掛けが日本人と変わらないっていう事なんです。そういう事を全部知ってて当たり前、っていう見方をされてたからね。もし僕が青い目のブロンドだったら、「まあ、この人はガイジンだから知らないんだろう。」で済むんだよね。でも僕の見掛けは日本人そのものだから、僕のことを知らない人からすると、失礼な奴だってことになるんですよ。

ある社長とレストランで同席した時も、僕は英会話学校の社長と一緒に行ってたんだけど、ちゃんと紹介されてなかったからこの人も僕のことを知らなかったんですよ。そしてその人の飲み物が来る前に僕は自分のジュースを飲み始めたんだよね。まあ、好印象は与えなかったですよね。他の人達が僕のことを、言葉を理解して話もできるに違いない、と思うからこそ起こった問題はたくさんありましたよ。

一度、車を運転してたら警察に止められたことがあって、免許証を見せるように日本語で言ってきたんです。その時は日本に来たばかりで何を言われているのか分からなくて、「何を言ってるのか分からないよ」と言ったんです。そして外国人なら最初に見せるように言われるのが外国人登録証なので、それを渡したんです。それでも免許証を出すように言われたから、僕は片言の日本語で「何を言ってるのか分からない。僕は日本人じゃない」って言ったら、警官は怒り出すし最悪な状況でしたよ。後になって、僕が本当に外国人だとわかるとその警官は謝罪しましたけどね。警官が何を言おうとしてるのか、僕は本当に分からなかったんですよ。

外国人に対する偏見は日本にはいっぱいあるんです。日本では自分は外国人なんだな、注意しなきゃなって感じでしたね。

日付: 2003年10月14日
場所: 日本、埼玉県
Interviewer: アート・ノムラ
Contributed by: アート・ノムラ、『ファインディング・ホーム』

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