インタビュー
伝統からの脱却(英語)
(英語) アメリカの中だけではなくて、日本国外にある太鼓グループはより自由ですね。伝統と繋がることにも何かがあるし、伝統から自由になることにも何かがあるんですよ。僕の場合は革新のための基礎として伝統を取り入れているんですね。僕からしてみると、自由なものというのはきちんとした基盤がないことが多いんですね。必要なのは、何らかのきちんとした基礎を踏まえることや、土台なんです。そして時として厳格な伝統は人を縛り付けてしまうので、創作の本当の自由は奪われてしまうんですね。だから伝統的であることは全ての人に向いている訳ではありません。私にとっては、伝統は革新への基礎なんですね。土台なんですよ。現実的なものとして僕はこの芸術の新しい音楽を作る素晴らしいやり方を見つけたんです。
日付: 2005年3月11日
場所: 米国、ハワイ州
インタビュアー: ソージン・キム、アーノルド・ヒウラ
提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター