ディスカバー・ニッケイ

https://www.discovernikkei.org/ja/interviews/clips/426/

生け花の万国共通の魅力 (英語)

(英語)なぜ生け花を学ぶことが有益なことなのか、と言うテーマで(池坊の人に)若い人達の前で話をしてもらったんです。日本から国外に出て、北米なり南アジアなりに行って、生け花のやり方を知っているとしますよね。「花は嫌い」と言う人はいないでしょうし、そこで出会う人達と生け花を通して話ができるんですよね。ヨーロッパに行くと、日本人はみんな生け花を知ってるものだ、と思われがちですが、最近はそうではないですよね。生け花を学ぶのは良いことなんです。


フラワーアレンジメント 生け花

日付: 2005年2月14日

場所: カナダ、トロント

インタビュアー: ピーター・ワカヤマ

提供: 世代-日系カナダ人レガシープロジェクト日系文化会館

語り手のプロフィール

シズコ・カドグチさんは二世の日系カナダ人女性。1920年9月29日にカナダのブリティッシュコロンビア州ポート・ムーディに生まれました。1930年に両親とともに日本へ移住し、日本で教育を受けました。カナダへは1940年に帰国しました。結婚後まもなくして第2次大戦勃発し、ヘースティングス・パーク、カナダの内陸タシュメへと強制移住させられました。タシュメを出た後は、トロントへ戻ります。彼女の夫はトロントの日本領事館で働いており、2人の子供を養子として迎えました。池坊に携わるようになり、その後は日本のフラワーアレンジメント芸術「生け花」を勉強するために日本を何度か訪問しました。また、彼女の夫とともにトロントにおける日系文化会館の設立(1950年代)にも貢献しました。 (2005年2月15日)

*全インタビューはDenshō: The Japanese American Legacy Projectにて見ることができます。