ディスカバー・ニッケイ

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1万ドルで永住権取得

あの当時、まだ二世の年寄りの人が多くて、ガーデナ(庭師)さんの人が多かったんですね。僕もガーデナー、ヘルパーからはじめて、自分も独立して、ガーデナーをしてこのままガーデナーでもいい生活できるなあって、アメリカンドリームだなあってな感じで、1年半、2年近くガーデナー頑張りましたけど、いかんせんステータスがしっかりしてないので、観光ビザで、これはなんとかしなくちゃいけないってことで。その当時1万ドル投資すればビザが取れるということで。そして1万ドルの物件、ちっちゃなレストランを見つけてそこ居抜きで買って、そして1年半くらいしたらグリンカード取れたんですね。それで、それから飲食の関係に入るような形になって、すべてが結果よしという感じだったですね、僕の場合は。


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日付: 2015年8月4日

場所: 米国、カリフォルニア州

インタビュアー: 渡辺 美津重

提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター

語り手のプロフィール

1969年にアメリカへ初めて入国。1年半、ロサンゼルスで生活した後、半年ほど世界各地を訪問し、日本へ帰国するが、海外の生活に感銘を受け、その後再びアメリカへ戻ることを決意し、観光ビザでアメリカへ渡米。渡米当初は、庭師のヘルパーなどを2年ほどしていたが、その後独立し、正規のビザを取り、飲食業を始める。現在は、カリフォルニア州オレンジ郡とロサンゼルスを中心に居酒屋と割烹のレストラン「本多屋」を経営している。(2018年8月)