ディスカバー・ニッケイ

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チョップスティック・スペシャル(日本語)

(日本語)ラリーは、ホットロッド(スピードが出るようにエンジンなどを改造した自動車)の盛んな南カリフォルニアで育ちました。そして、チョップスティック・スペシャルという当時としては相当なスピードの出る車を造りました。実際彼は、カンザスで開催された最初のトップ・フューエル・ドラッグスター・レース(アメリカを発祥とする、直線コース上で停止状態から発信し、ゴールまでの時間を競う自動車競技)を制し、初代チャンピオンとなりました。僕は小さい頃からホットロッド誌を愛読し、こういった記事を読んでいたので、それは本当に素敵な出来事でした。こういうニュースは、日系アメリカ人にとってもうれしいですよね。

当時、ラリーが何歳だったかはわかりませんが、写真を見たことは覚えていて、50年代当時の典型的なティーンエージャーという感じでした。チョップスティック・スペシャルは、元は普通車だった車を、彼がかなり手を入れて改造したものです。いわゆるフラットヘッドエンジン(サイドバルブ)に改造した、当時としては最速の仕上がりでした。特に、自宅のガレージで作業をしていた彼には、かなりハイテクでした。たくさんの時間とエネルギーを費やしていたことは間違いありませんし、お金もかなりかかっていたはずです。


デザイン ラリー・シノダ 自動車 自動車(motor vehicles) チョップスティック・スペシャル(車)

日付: 2011年9月14日

場所: 米国、カリフォルニア州

インタビュアー: アキラ・ボック

提供: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター

語り手のプロフィール

ロン・クスミさんは、アナハイムの高校を卒業後、カリフォルニア工科大学ポモナ校で学位を取得し、その後、日産や三菱など、自動車業界で20年間働きました。ロンが有名デザイナーのラリー・シノダと出会ったのは、日産でアルミの合板ホイール開発プロジェクトに携わっていた時でした。ロンは、プロジェクトに関するラリーの簡潔なコメントを聞き、彼のスタイルと機能の神髄を見抜く目と非凡な才能に感銘を受けました。2人は、スポーツカーへの情熱を共有する友人となりました。ロンは、過去15年に渡り、カリフォルニア州ロングビーチで独立系撮影所を経営し、ケーブルテレビのための番組の構成、プロデュース、監督をしています。(2012年9月)

グレース・アイコ・ナカムラ

収容所でラリーが椅子をデザイン(英語)

カーデザイナー、ラリー・シノダの姉

グレース・アイコ・ナカムラ

ラリーの釣りの腕前(英語)

カーデザイナー、ラリー・シノダの姉

グレース・アイコ・ナカムラ

ラリーの危険なカーレースに対する母の反応(英語)

カーデザイナー、ラリー・シノダの姉

グレース・アイコ・ナカムラ

ラリーとクリントン大統領(英語)

カーデザイナー、ラリー・シノダの姉

グレース・アイコ・ナカムラ

コルベットの殿堂(英語)

カーデザイナー、ラリー・シノダの姉