(英語)演歌歌手になることは、5歳からの夢でした。でも、「エンカ」という言葉自体アメリカでは知られていないので、自分にチャンスがあるなんて夢にも思いませんでした。僕が日本語を話せるようになり、そして話すことに自信を持つようになると、その夢は、僕の頭から離れなくなりました。その時、僕に人生のターニングポイントが訪れたのです。それは、僕が初めて日本へ来た15歳の時と、大学の交換留学生として来た時のことです。演歌歌手になることは、小さい頃からずっと夢見ていたことですが、アメリカではかなわないこともわかっていました。だから、とにかく日本で試すだけ試してみよう、夢を追ってみよう、と思ったのです。2003年、僕は日本へ渡りました。働きながら時間のある時に音楽活動をし、全て自分でやってきたので、僕は少しずつ成長することができました。一歩ずつ前に進んだ結果、今の僕があるのだと思います。
日付: 2010年3月10日
場所: 米国、カリフォルニア州
Interviewer: 西村 陽子
Contributed by: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センターによるインタビュー。日米文化会館による協力