故天野芳太郎氏との思い出

書き起こし文章は右記の言語でご覧になれます:

天野さんはね、もうとにかく一言二言じゃ絶対語れないぐらい、もうすごい人でね。もう何がすごいかって言うと全部全てなの。やること、それから肝、いわゆる度胸ね。うん。それから頭のよさ、それから人間の優しさ。もう全て整ってる人なのね。だから、どういう人だったかって言われたって、なかなか困るんです、よね。 ただね、もう年取られてから、僕もものすごくこっち来てね、いい時期に来たなって思うのは、いろんな人に会ってるんだけど、天野さんにも存命中に会って、よく食事をご馳走なったりして、いろんな話を聞かせてもらった。これはものすごく僕のためになってるわけね。

でね、そのね、天野さんがね、御飯を食べたあと、もうちょうどあれは、脳溢血か脳卒中か知らないけど、ちょっともう、身体が不自由だったんですけどね。うん。あのー、ほんとはお酒を止められてたんだけど、奥さんの目を盗んでね、いわゆるポケットビンにピスコを入れてて、それをね、奥さんがね、ちょっとどっか外すとね、チチャモラダって言ってね、紫トウモロコシのジュースがあるんだけど、それに入れるわけです。ピスコをね。で、ぱっと飲んで、にこっと笑う。これがね、もうほんと子どもみたいな顔してんのね。だから、「あぁ、俺年取ったら、やっぱこういう人なりたいなぁ」と。うん。いろんなこと見てきた人なんだろうけどね。もう本当に純粋な人だったですね。うん。

日付: 2007年4月18日
場所: ペルー、リマ市
Interviewer: アン・カネコ
Contributed by: 全米日系人博物館、ワタセ・メディア・アーツ・センター

amano yoshitaro

ここでは、オーラル・ヒストリーインタビューに必要な基礎知識をご紹介します。

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