food en
A weekly visual journal/cartoon about an easily-annoyed fourth generation American of Japanese descent. This week, “My End-O-Year Food Timeline”… Check back every weekend for subsequent …
community en ja es pt
En Japón me crié en una familia nuclear o sea solo con mis padres pues yo era hija única. Mis abuelos ya habían fallecido cuando …
community ja pt
ヒロユキは覚悟を決めて、早苗さんに本当のことを話した。ブラジルに居た頃、学生だった自分に子どもが生まれ、その子の母親マリア・ド・ロザリオと暮らすようになり、2年後、日本に単身で働きに来たことなどを打ち明けた。 早苗さんは黙って聞いてくれた。ヒロユキには、怒りを表さず、動揺を見せまいとする彼女の態度が意外だった。すると、早苗さんはタンスの引き出しから箱を取り出し、中の写真をヒロユキに渡した。 「彼はイランからの留学生で、私たちは大学で知り合ったの。交際を始めたけれど、突然、彼の父親が病気になって、彼はイランに戻らざるを得なくなり、結局、何代も続く家業を継ぐことになったの」 「で、早苗さんは、向こうに行かれたんですか?」 「いいえ、私は一度もイランに行ったこともないし、行くつもりもありません」 「二人は結婚できなかったんだ」と、ヒロユキは思ったが、黙って話の続きを聞いた。 「両方の両親に反対されていたし、彼が国で婚約していることも後で分かったので、私一人で子どもを育てていこうと決めたの。そして、幼いファリドを連れてこの町まで辿り着いたの。新しい住所は誰にも知らせないで、この9年間生きてきたの」と、語った。 ヒロユキは同情した。すると、早苗さんは、自分は身を引こうと決心して、突然、大きな声で「ヒロユキさんには幸せになって欲しいわ。心からそう思うわ! 奥さんが日本に来たら、じっくり話し合って、離れ離れで暮らした4年間を取り戻してくださいね」と、言った。 数日後、早苗さんが息子とこの年末年始を実家で過ごすと、アパートの管理人からヒロユキは聞いた。内心、ほっとしたが、日が経つにつれ、寂しさがつのるようになった。 クリスマスも頑張って働いたヒロユキは、大晦日の夜を楽しみにしていた。 日本での初めての大晦日の晩に、ブラジルに残った妻に電話をしたが、時差のため、ブラジルは朝で、彼女は美容院に行くところだった。話は3分で終わってしまった。翌年の暮には電話で息子と話ができた。その次の年はスカイプで息子とおしゃべりしながら、お互いにカメラに向かってふざけて、しかめっ面をし合ってげらげら笑った。 しかし、その翌年の大晦日の夜は、その最愛の息子を亡くしたばかりだったので、ひっそりと部屋に閉じこもって過ごした。 そして、今年の大晦日はブラジルでもよく見ていた「紅白歌合戦」を見て過ごそうとテレビの前に座った。その時、外で「Hiro! Hiro está?」と誰かが叫ぶ声がした。 ドアを開けると、同僚のケイジとトシとシルヴァだった。3人とも泥酔状態だった。ヒロユキを呼び出しに来たのだ。行き先は古い建物の二階にある広間だった。 ヒロユキが入り口でうろうろしている間に、同僚たちはテーブルの方に行き、仲間とわいわい騒ぎ出した。 やがて、パンデイロ2のリズムと共に、カラフルな衣装のダンサーが踊り始めた。3人の女性ダンサーの踊りは最高湖に達し、会場も盛り上がった。すると、3人のうちの白人のダンサーがサンバ・ノ・ペ3を披露すると、会場は拍手喝采。掛け声でアンコールを求めた。 最後に、ダンサーたちが自己紹介をすると、白人の女性は「ローゼ」と名乗った。その瞬間、ヒロユキはどきっとした。マリア・ド・ロサリオは自分の名前が大嫌いで、初めから「ローゼと呼んで」と言っていた。そして、その「ローゼ」と言うダンサーが会場を出る時、大勢の人に囲まれ、写真を撮られていた。ヒロユキも、さらに彼女に近づいて確かめようとした。 そして目に留まったのは腕の「蝶と花」だった。右腕に彫ってある、そのタトゥーは初めての夫婦喧嘩の原因でもあった。無駄遣いはなるべくしないようにと言われていた妻が、こっそりと入れたタトゥーだった。 「間違いない!」と、ヒロユキは人ごみをかき分け近づき、彼女の方に手を伸ばしたところ、マネージャーのような大柄の男にその手をつかまれた。 「ローゼ」はヒロユキに気付き、「大丈夫。元旦那よ」と言った。そして、びっくりしているヒロユキに、その男を紹介した。「この人はマネージャーのシャンディ。私たち同棲してるの。あと一軒回る所があるから、チャオ!」 「チャオ」と、あっさり別れて行った元妻に唖然としたが、ヒロユキは、気を取り直して元旦を迎えた。 今年こそしあわせになるんだ! …
identity en
Read Part 1 >> Were you ever drawn to any other traditional Japanese instruments like the taiko? Well, it looks to me that today’s taiko …
While I have never met Takeo Yamashiro in person, he seems familiar to me in a way that good friends are even the first time …
culture en
It was Saturday evening. Mitsue Yamashita’s fingers moved nimbly over a pair of kimono panels. She threaded a needle through the autumn design, stitching the …
A weekly visual journal/cartoon about an easily-annoyed fourth generation American of Japanese descent. This week, a Japanese American tradition… Check back every weekend for subsequent …
community ja
日本人は鉄道労働から 東がモンタナ州、西がワシントン州とオレゴン州に接するアイダホ州は、西部開拓によって鉱山業からはじまりその後鉄道業が盛んになった…
“What I have attempted to introduce in (Show Me the Way Home),” writes Takako Day in the preface to her brilliant, bold, highly significant, if …
A weekly visual journal/cartoon about an easily-annoyed fourth generation American of Japanese descent. This week, “Christmas Annoyances”… Check back every weekend for subsequent entries…
NOW HIRING Discover Nikkei Community Engagement Specialist Deadline to apply: Friday, March 29 APPLY NOW
NUEVO DISEÑO DEL SITIO Mira los nuevos y emocionantes cambios de Descubra a los Nikkei. ¡Entérate qué es lo nuevo y qué es lo que se viene pronto! CONOCE MÁS
Discover Nikkei es un espacio para conectarse con otros y compartir experiencias nikkei. Para que siga creciendo este proyecto necesitamos tu ayuda!
Manera de colaborar »