Stuff contributed by ryusukekawai
日系(ニッケイ)—をめぐって
第45回 『暗愁』の訳者、前田一平氏にきく — その2
Ryusuke Kawai
ハワイ生まれの日系アメリカ人2世の女性が、戦争を挟んで苦難の人生を生き抜く姿を描いた、ジュリエット・S・コーノ作の小説『暗愁』。10年をかけてその翻訳を手掛け、昨年末出版にこぎつけたアメリカ文学研究家の前田一平氏に、作品の魅力や日系文学などについてきいた。
日系(ニッケイ)—をめぐって
第45回 『暗愁』の訳者、前田一平氏にきく — その1
Ryusuke Kawai
ハワイ生まれの日系アメリカ人2世の女性が、戦争を挟んで苦難の人生を生き抜く姿を描いた、ジュリエット・コーノ作の小説『暗愁』。10年をかけてその翻訳を手掛け、昨年末出版にこぎつけたアメリカ文学研究家の前田一平氏に、作品の魅力や日系文学などについてきいた。
日系(ニッケイ)—をめぐって
第43回 アートを通して闘う日系3世の足跡 — 「ノブコ・ミヤモト自伝」を読む
Ryusuke Kawai
日系アメリカ人3世であるノブコ・ミヤモトの人生は、俗にいう“波瀾万丈”だ。しかし、波瀾万丈の意味するところが、時代の波風にもまれ、おもいがけない事態に遭遇するなどの浮き沈みであるなら、彼女の場合は、これに加えて、自らの信念に基づいて波瀾を巻き起こしながら進んでいく、という波瀾万丈ではないか。
日系(ニッケイ)—をめぐって
第42回 戦時中のオーストラリアの日系 —『オーストラリア日系人強制収容の記録』を読む
Ryusuke Kawai
太平洋戦争の勃発とともに、アメリカの日本人・日系人が強制的に隔離され、収容所に入れられたことはよく知られている。カナダでも同様の政策がとられたことも、アメリカでの収容ほどではないが、知られているし、また言われれば想像のつくところだ。