Speaking Up! Democracy, Justice, Dignity

For the 25th anniversary of the Japanese American Redress legislation, the Japanese American National Museum presented its fourth national conference “Speaking Up! Democracy, Justice, Dignity” in Seattle, Washington from July 4 to 7, 2013.  This conference brought fresh insights, scholarly analysis, and community perspectives to bear on the issues of democracy, justice, and dignity. 

These articles stem from the conference and detail the Japanese American experiences from different perspectives.

Visit the conference website for program details >>

culture ja

記録文学としての短歌、俳句、川柳:一世が詠んだ民主主義、正義、尊厳 - その1/2

本日は、「短歌、俳句、川柳が詠む民主主義」と題して、最初に、「民衆の文学」として初期の作品を、つぎに「生活の記録、感情の詩」としてアメリカの生活を詠み込んだ作品を、最後に「アメリカ民主義 排日からリドレスまで」と題して、作品をいくつか取り上げます。

1. 民衆の文学

俳句や短歌、川柳は日本の「国民の文学」とでもいうべき文学形態で、一般の人々の生活に根ざしていました。当然 ...

Read more

culture ja

第二次世界大戦をめぐるハワイ日本人移民の忠誠心と日本人意識 ―短歌・俳句・川柳を史料として― - その3/3

その2を読む >>

6.戦後のハワイ日系社会

戦争終結後は、日本人社会ではエスニック文化が一気に復活した。戦後のハワイ社会は日系文化にたいして非常に寛容で、「非アメリカ的」という激しい攻撃を受けることもなくなった。重要な制度であった日本語学校、仏教寺院、神道神社が再建された。日本人社会の生活習慣や行事等にも復活した。

久さびさに雛なつかしく飾りけり 川本恵子

なつかしき人の集ひや初句會 豊村

四年ぶり日本映画や初興行 恵子

戦後の日本人社会は、戦争中の軍需景気の恩恵を受けて蓄財がすすみ、好景気であった。人々は派手に消費した。大きなダイヤモンドの指輪が光っていたり、結婚式や出征祝いに多額の金が使われたりした。

五年目の友は成金Aクラス ...

Read more

culture ja

第二次世界大戦をめぐるハワイ日本人移民の忠誠心と日本人意識 ―短歌・俳句・川柳を史料として― - その2/3

その1を読む >>

3.二世部隊

ハワイの日系二世といえば、第100大隊、そして第442戦闘部隊はあまりにも有名である。彼らの輝かしい戦功・犠牲によって日系人の忠誠が証明されたといわれる。息子を軍隊に送り出すことによって、一世はアメリカへの恭順を示した。しかし、二世兵士の心情を思いやる一世、また兵士の親たちの悩みは深かった。

生みの親と育ての親の争ひに二世は迷ふ荊(いばら)踏む道 相賀渓芳

割り切れぬ千々の悩みに踏み迷ふ二世の親の心淋しも 相賀渓芳

敵とならん子の入営を微笑みつ 横山松青

開戦時から存続していた正規の二世陸軍兵士1,432人は他と分離され、白人士官9名とともに「ハワイ緊急大隊 ...

Read more

culture ja

第二次世界大戦をめぐるハワイ日本人移民の忠誠心と日本人意識 ―短歌・俳句・川柳を史料として― - その1/3

はじめに

この発表は、ハワイの日本人移民一世の短歌・俳句・川柳を素材として、彼らの日本人意識、祖国への忠誠と移住地アメリカへの同化に焦点をあわせて、その変化を追うものである。取り上げる期間は、1931年の満州事変から、太平洋戦争を経て、1952年のサンフランシスコ講和条約発効に至るまでの、波乱に満ちた約20年間である。

この間、一世の法的地位・社会的立場は大変動を経た。戦前、日本人移民に帰化権はなく、一世は日本国籍の日本人であったが、ハワイ定住を決心しており、子どもたち二世をアメリカ人として育てた。一世は日米開戦とともに「敵性外国人」となり、日本人としての誇りや文化を抑圧される中で ...

Read more

community ja

働いて、働いて、働いて、そして立ち上がったハワイの人びと: 歌句に詠まれた日系一世の声 - その2/2

その1を読む >>

4.第二次大戦後 反共の中、労働者の平等をめざして

組合の組織化や労働争議も、アメリカが世界大戦に参戦するにいたって、一旦足踏み状態になる。だが、終戦後間もなく、ハワイの労働者は、正当な権利を手に入れるべく立ち上がるのである。労働者の組織化をすすめた港湾労働者の組合ILWU(International Longshoremen’s and Warehousemen’s Union)のトップにはアメリカ本土からの白人アメリカ人、そしてそのもとに、ハワイ生まれのアジア系やハワイ系の比較的若い労働者が集まった。特に砂糖プランテーション労働者が、このILWUのもとに組織化されたのは画期的であり ...

Read more